2016.04.03(sat)

2016.04.03(sun) 今日は、世界遺産があるアユタヤ地方へ観光です。バンコクから北へ約76kmと距離があるのと、見学にも時間を催すため、まだ薄暗い時間に起床して集合は朝7時にしました。急行電車が走る「バンコク駅(Bangkok Railway Station)」まで、「スクムウィット駅(Sukhumvit)」から、バンコク駅と接続する「フワランポーン駅(Hua Lamphong)」まで地下鉄(Metro)となります。この駅はタイ語「クルンテープ駅」と呼び「フワランポーン駅」は外国人が使うようになり広がったそうです。 アユタヤ(Ayutthaya) 「1351年にウートン王によって建都されてから、1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心であり続けた都市です。チャオプラヤー川とその支流に囲まれた地形は水運に恵まれ、17世紀はじめにはヨーロッパと東アジアを結ぶ国際貿易都市として繁栄しました。その都市計画や中央集権制度、国際貿易振興といった近代国家の基盤は、その後のバンコク王朝にも受け継がれています。苔むした仏塔のチェディ、大草原に悠然と横たわる涅槃像、素晴らしい建築美を誇る歴代王の離宮、かつて栄華を極めた古都の壮大な歴史が眠る遺跡の街・アユタヤ。現代にその当時の姿をつたえる荘厳な遺跡群は歴史公園として整備され、1991年にユネスコ世界遺産にも登録されました。」 引用:タイ国政府観光庁 <http://www.thailandtravel.or.jp/area/ayutthaya.html> 座席の予約をしていないので、時間よりも早めに行ったのですがチケットもすぐに購入できて余裕ができたので、朝ごはんを近くのハンバーガーショップで食べました。タイも珍しくライスセットがあり、国内では少々値段が高くても人気があるそうです。 ですが、それまでの間に色々なことがあり、チケット購入窓口の付近に行くと襟の付いた制服のようなポロシャツを着た人が居たので、チケットの販売方法を親切に教えてくれるのかと思ったら、関係のない旅行ツアーの勧誘でした。断っても永遠と別プランを提案してくるので断るのに苦労しました。 事前にインターネットで調べると、3等チケットの普通(Ordinary)が15THB(54円)、快速(Rapid)が40THB(144円)。2等チケットの快速(Rapid)65THB(234円)がエアコン付き、特急(Special Express)345THB(1242円)は10:50のみですがエアコンに弁当が付いてくるそうです。実際に購入したのは急行(Express)の3等チケットで20THB(72円)の立席(Standee)でした。そして出発が8時20分で到着が9時41分となります。あとで調べてみるとホームページから時刻表が見れました。<http://www.railway.co.th/checktime/checktime.asp?lenguage=Eng> 電車は駅に着く度に人が増え、丸いつり革に掴まり揺られながら、運良く座席に座れることもありましたが、腰掛けが硬く早く到着しないかなと考えていました。車窓からは民家が隣接した場所では、電車と数十センチほどしか離れていなかったり、洗濯物が何も気にせずに干してあったりと生活意識の違いで驚きもありましたが、田んぼが永遠と続く道を見ているとお米が中心の国だと思いました。 やっとの事で「アユタヤ駅(Phra Nakhon Si Ayutthaya Provincial Railway Station)」へ到着し、外に出ると雲もない快晴に広がる空と窮屈な空間から解放された感じです。 まずは駅周辺の地図を探していると、どこからか片言の日本語で話しかけて来る人が居ます。ガイドをしてくれるそうなのですが、高い金額を要求しそうな感じだと思いながら交渉が面倒だったので依頼することにしました。「ソンテウ(songthaew)」という名称で呼ばれ、小型トラックの荷台部分が座席になっています。派手な色や装飾にテレビやスピーカーで大音量を流したり個性的な改造がされています。最初の交渉時に400THB(約1440円)で7ヵ所を案内してくれるので多少は目を瞑りましたが、最後にチップを半ば強引に一人辺り100THB(約360円)も請求されてしまったので損をした気がします。 アユタヤ駅から1.5km程離れた場所で、最初に訪ねたのは『ワット・ヤイ・チャイ・モンコン(Wat Yai Chaimongkhol)』といって、1357年、初代ウートン王が建てた修行僧のための寺院らしく中心に大きな仏塔があり仏舎利と呼ばれる釈迦の遺骨が納められています。途中までは石階段使い登ることができ広い回廊があります。その中央部分には下まで伸びる大きな穴が空いており周囲にある仏像に入場料の20THB(約60円)とは別に20THB払うと金箔を着けることができお参りができます。境内にも鮮やかな黄色の衣を纏った石仏があり、数多くの観光客が訪れています。 次に訪れた場所もアユタヤ駅から1.5km程離れた場所で『アユタヤ・エレファント・ビレッジ(Ayutthaya Elephant Village)』という像に乗り場です。像と一緒の記念写真付きで、1000THB(約3600円)らしく、2人まで乗ることが可能です。1時間近く楽しむことができ、乗るのを断ると虎と記念写真を撮らないかと誘ってきました。どれも興味がないと言うと値引きが始まり、それでも興味を示さないと最終的には300THB(約1080円)まで値下がりました。周囲には飲食や雑貨の出店もあり、水上マーケットも歩ける距離にあります。その『アユタヤ・水上マーケット(Ayothaya floating market)』は、入場時に200THB(約720円)払い中に入るとボートに乗って移動しながら食事と買い物ができます。観光客相手の施設なので買い物交渉が疲労になると予想したので寄りませんでした。 その次に訪れたのはバーザック川を渡り、アユタヤ・エレファント・ビレッジから直線で4km弱の『ワット・プラ・マハタート(Wat Mahthat)』という場所です。1351年から416年もの間続いたアユタヤ王朝は、16世紀中頃からビルマ(現ミャンマー)の侵攻に悩まされることになり、1767年には侵略されてしまいます。アユタヤ建造物のほとんどが破壊され、現在でも首や手の無い仏像が生々しく残されています。廃墟の跡から宝飾品などが発見され、チャオ・サン・プラヤー国立博物館に保管されています。崩れたレンガ壁や木の根に埋め込まれている仏像の頭が有名で、その光景は現代人に向け栄華のはかなさを訴えかけているように感じました。入場料は50BTH(約180円)となります。 その隣にある『ラマ9世公園(Foundation of Suan Luang Rama IX Park)』を挟んで、『ウィハーン・プラモンコンボピット(Wihan Phra Mongkhon Bophit)』で、17mもあるブロンズの巨大な黄金仏像があります。1603年にラーマティボディ2世が造ったのだが、これもビルマ軍に破壊されてしまいました。1951年の修復の際には仏像の体内に小さな仏像が数百体も発見されたそうです。各地から参拝者や観光客も多く肌の露出がある衣服で参拝しようとすると用意された布で隠すように促されます。回廊を歩くことが出来て仏像を360度から見渡せます。 ウィハーン・プラモンコンボピットの仏像を参拝する道の途中には『ワット・プラ・シーサンペット(Wat Phra Sri Sanphet)』があり、1448年に建立されました。仏塔が3つあり、トライローカナート王、ボーロマラーチャーティラート3世、ラーマーティボーディー2世の遺骨が納められています。スリランカ式建築の釣鐘型になっているのが特徴で、偶然にもビルマ軍の破壊を最小に留めて現在の姿となっています。現在、夜景はライトアップされており、アユタヤ一帯の遺跡群がユネスコの世界遺産となっています。入場料は50BTH(約180円)。 最後に訪れたのは『ワット・ロカヤ・スターラーム(Wat Lokaya Sutha Lahm)』という全長が28mもある涅槃像です。日本でタイ国政府観光庁によると1956年に復元され、入滅した仏陀を表現しているそうです。四方は壁や柵もなく入場料は特にないのですが、献花セットを半ば強要されるので20THB(約72円)を支払いました。更にお守りと呼んでいたがお土産のペンダントも勧められますが、値段は500THB(約1800円)だったので断りました。 帰りは、ロットゥーという乗合のバンで帰りました。料金は60THB(約216円)で、バンコク・スカイトレイン(BTS)の「戦勝記念塔駅(Victory Monument)」まで行きます。日差しも強く疲労もあったので、クーラーの効いた車内では寝てしまいました。なぜ、戦勝記念塔(アヌサーワリーチャイサモーラプーム)なのかというと、1940年にフランスが攻めてきた時に必死で抵抗しました。その戦没した兵士を慰霊するモニュメントです。周囲が陸路で国境が引かれているのに一度も植民地化されていないのが不思議です。 今回訪ねたアユタヤは、紀元3世紀頃に書かれた古代インドの叙事詩である『ラーマーヤナ(Ramayana)』の舞台となる場所「アヨーディヤー(Ayodhya)」から由来されています。現在でも演劇・舞踊と国や宗教を超えて語りつがれていく出来事に時間の壮大さを感じとることができました。 一度ホテルに戻りシャワーをした後で、蛍光色に輝くネオンの夜景を見ながら冷えたビールを飲みました。 <http://www.thailandtravel.or.jp/>